Maxim: The team that makes the most mistakes will probably win.

みなさん、こんにちは。

新しいシリーズです。Maxim(格言)シリーズ。

コーチ、選手、ビジネスマン、業界問わず、大好きな言葉をご紹介していきたいと思います。

第一回の今日は、おそらく自分がクリニックなどで選手に一番話しているこのフレーズ:

“The team that makes the most mistakes will probably win.”

「ミスを一番多くしたチームがおそらく勝つだろう。」

この言葉はもう皆さんお馴染みジョン・ウドゥン・コーチの大学時代のコーチに当たる、”ピギー”・ランバート・コーチの言葉です。

ちょっとおかしく聞こえる気がするかも知れませんが、これを解説するとこういう意味です。

シュートを絶対に失敗したくないとします。絶対に失敗をしない唯一の方法は「シュートを打たない」ことです。何かに向かってチャレンジする人は、失敗もします。ですが、チャレンジしている人だけが、成功も出来る。逆に言えば、チャレンジする人だけが失敗も成功も経験出来る。失敗無くして、成功は無い、とこういう意味です。

ミスを恐れて何もせずに立っているだけだったり、パスをしているだけでは何も生まれない、ということです。確かに新しい技にチャレンジせず、自分の得意なことだけをやっているグループでは進歩は無いですよね。

以前、東海大学の陸川監督があるクリニックで、

「ある人からこんな話を聞きました。アメリカの少年野球で、9回裏でツーアウト満塁で1点負けている場面で、ピッチャーのボールに対し、豪快に空振りをして三振した選手がいた。コーチがすかさずこの選手にかけた言葉が、”ナイス・スウィング!!!”だった。。。」

このボールがボール球だったのか、話の詳細は忘れてしまいましたが、結果ではなく、果敢にチャレンジする姿勢を評価していた、と。アメリカ人の思い切りの良さはこういう所から生まれていて、我々も(全てを真似しなくても)学べるヒントがあるのではないか、と。

イチロー選手も、「失敗は成功の母」という話をよくされます。いつも同じことをする、というルーティン作業で有名なイチロー選手も実はいろいろ試行錯誤していて、「失敗から学ぶ」重要性を強調しています。

指導をしていて熱くなると、つい目先のミスに目がいってしまい、「そこはもっとこう!」と注意が先行しがちですが、新しいことに挑戦をしたり、思い切りのよいプレイをした時には、その姿勢をしっかりと評価してから、改善案の指摘などをすると、より効果的だと心理学にもあるそうです。

自分もコーチをしながら、ミスを恐れず、積極的にやる姿勢が大切ですね。

The team that makes the most mistakes will probably win!

この記事を書いた人

東頭 俊典

東頭 俊典

バスケットボールコーチ。 北海道出身。
現在はアースフレンズ東京Zヘッドコーチ