みなさん、こんにちは。
先日の”タッチ”を書いていて思い出した話を書きたいと思います。
シュートを決めた後、パスをくれたチームメイトやスクリーンをかけてくれたチームメイトを指をさすことってありますよね。”タッチ”では無いのですが、そういう風に互いの良いプレイを認め合う動作。こういったニュアンスの”認める”を、英語で「acknowledge」と言います。
実はこれ、John Woodenが選手にさせたのが始まりだとか。
良いプレイというのは自分一人で決めた物ではなく、「チームで決めた物だ」と認識させ、チーム感を出すために、このようなacknowledgeする動作をチームに奨励したそうです。
John Woodenコーチは本当に「オールドスクール」というイメージが強くて、こういう一見「無駄」とも見える動作は、「かっこつけ」と切り捨ててしまうのではないかと勝手に思っていましたが、それよりもケミストリーやチームの一体感を大切にしていたようです。
彼の本を読むと結構、こういう精神的な話が出てくるんですね。
「練習は(自分が)ポジティブな気持ちで終わる」とか、練習メニューに書いてあるんです。
つまりそれも(ポジティブな気持ちで終われること)、練習で達成したいことの一つなんだと。
うーん、なんだか考えさせられます。