Freedom

みなさん、こんにちは。

ちょっと再燃しそうなJohn Wooden熱。この人は自分にとっては神様みたいな人なので書き始めるときりが無いので、簡単に。。。

ジョン・ウドゥン・コーチが「靴下の履き方」まで教えていた、というのは以前ご紹介しました。

(「イチロー選手とジョン・ウドゥン・コーチの意外な共通点」)

これって究極の管理、というか、このコーチのためにプレイするのって息苦しそうではないですか?靴下の履き方から、ドレスコード、いろいろなことをかなり細かく決められて、自由が無さそう。。。

ところが、このウドゥン・コーチ、「コントロール」や「束縛」だけでは無いのです。

例えば、ファーストブレイクのチームとして有名な彼が教えていたUCLA(最初に優勝した時は190cm台の選手がスタートに1~2しかいない、あとは180cm台の選手だけのプレスから速攻のチームだったそうです)では、「プレイヤーにある程度、フリーダムを与えていた」というのです。機械的に全て縛るのではなく、プレイヤーにプレイの選択の自由を与えていた。練習などでも、かなり基本を徹底するのと同時に、飽きさせないためにビハインドバックパスの練習を混ぜるなど、選手の精神的な部分にもかなり注意をはらっていたようです。

前回ご紹介したように、チームの一体感を促進するため、acknowledgeを奨励したり、こういった「自由」を与えたり、とコントロールする一方で「楽しさ」とか「自由」をうまく織り込んでいた。。。

うーん、すごい。。。

そういえば、「人生でもコーチングでも一番大切な物は”バランス”なんだ」という言葉も彼の言葉ですね。

コントロールし過ぎて選手にとってつまらないものにしない、自由を与え過ぎて、基本を無視した”無法”なバスケットにしない。。。

これって深いですね。