揺らがず、とらわれず

みなさん、こんにちは。

先日ご紹介したフィル・ジャクソン・コーチの柔軟性。

その場その場に対応したベストの決断を下して行き、「自分のやり方」のような物にとらわれない。「チームは生き物だ」というのは良く言う言葉ですが(これ、でも良く考えてみたら、生き物の集団なんだから当たり前ですよね)、その生き物の状況をしっかり把握して、その場その場に合った解決策を見出して行く。。。これ、すごく大切だと思うんです。

「その場にあったベストのパフォーマンスを出す」ことを心理学では”フロー”と言います。ミハイ・チクセントミハイという方が提唱された理論で、いろいろな業界で注目されてきています。最近、海外に住む友人などからも聞くようになりました。

日本では「スラムダンク勝利学」で有名な辻先生が「フロー・カンパニー」という本の中でお話されています。辻先生は”フロー”をわかりやすく、「揺らがず、とらわれず」だと説明されています。迷ったり、自信を失ったり動揺せずに、自分のやり方や一つのことに執着したり、固執せずに、大きな自信と柔らかい柔軟性も持って、何事にも対応する。。。今回のフィル・ジャクソンの話とまさに被る所でしょうか?

日立の小野さんのアシスタント・コーチをしていた時感じたのもこういうことだった気がします。小野さんはすごく柔軟で、その状況、状況を良く考えて対応策を考えられるんですね。小さなことでも、例えば、練習方法や練習時間や移動時間など、どんなことでも、「前回こうだったから」とかで自動的に決めるのではなく、前回までの実績などはしっかり考慮しながらも、常にその時の選手の状況やチームの状況を考慮して、最高の決断を下そうとされていました。それでいて、劇的にころころ変えると選手の気持ちに負担がかかるので、変えない所は変えずに芯をぶらさない。

「状況、状況に応じた最高の決断を柔軟に行う。」

これってコーチでも、経営者でも、一流の人はみんな行っていることなんでしょうね。

すごい人はすごいですね。

当たり前のことのようですが、これって難しいです。

どうしても「アメリカではこうだった」とか、「NBAではこうだった」とか”とらわれ”が生まれたり、「やっとことないから」とか揺らぎが生れてみたり。。。

揺らがず、とらわれず。

柔軟に、柔軟に。。。

この記事を書いた人

東頭 俊典

東頭 俊典

バスケットボールコーチ。 北海道出身。
現在はアースフレンズ東京Zヘッドコーチ