ミッドレンジシュート

今日も続編で考えてみます。

”ミッドレンジシュート”について。

ミッドレンジシュートは、以下に分類出来ると思います。

・キャッチ&シュート

・ムービングのシュート

・ドリブルからのシュート

もう少し詳しく考えて行くと以下のようになるでしょうか?

・キャッチ&シュート

その場でキャッチをしてシュートする。

・ムービングのシュート

スクリーンを受けたり、ドライブやポストプレイなどの合わせでミートしてからのプレイ全般を含む。基本は4方向考えられる。(リングに向かって前(プッシュ)、後ろ(ポップアウト)、左右(フェイド/ミート)。*自分は合わせなどのミートもこの4方向の中に含めて教えています。

これにボールを受ける際の身体の向きともらい足が絡みます。

身体の向きは「ボールに正対する場合」と「リングに正対する場合」に分けられて、それぞれ以下のもらい足があります。ジャンプ・ストップ(両足ストップ)、ストライド・ストップ(インサイド・ピボット)、ストライド・ストップ(アウトサイド・ピボット)。。。

それぞれに短所、長所がある訳で。。。(例えば、フェイドしていく場合、リングに正対して受けて、アウトサイド・ピボットで止まった方が、理論的には流れて行く身体を止めることが出来る。)

そういえば、アメリカのコーチって、シューティング、結構細かくやるなあ、と思いました。

(でも、もらい足は打ちやすさなど個人差もあるので、日本に比べそこまで徹底しないコーチの多い気が、自分の観て来た中ではします。)

・ドリブルからのシュート

これもワンドリブルから、ツードリブルから(意外に難しい)、左右それぞれにクロスオーバーステップ、オープンステップと分けてやれますね。

この3種類のシュート全て、打つ場所や角度を変えられる訳で、これだけ考えても、いくつかのバリエーションが出て来ます。

結構、ただ漫然と打つのではなく、こうしたバリエーション別にしっかり練習するって、海外のコーチに特に多い気がします。自分のチームのシステムに合わせて、その選手が打つ確率の高いシュートをセレクトして、ひたすら反復練習をする。。。

女子などでは特に細かくやられているイメージがありますね。やっぱり試合を分析すると確率が違うんでしょうか?

うーん、興味は尽きないですね。