コーチにとって大切なもの

みなさん、こんにちは。

いつもありがとうございます。

この2週間、三重県、また高知県の講習会に呼んで頂きましたが、喉がつぶれて全く”声”が出ない2週間でした。(今も出ない)

3日間さけびっぱなしで声がつぶれたことはありますが、こんなに長い期間声が出ないのは初めてで、不思議なのと同時に、たぶん生まれて初めてこんなに声が出ない状況でコーチングをしました。

「声大きいね」って会う人、会う人から言われていましたが、特に別段「うるさいだけ」とか「頑張って張り上げてるだけ」くらいにしか思っていなくて、特別なことをしているつもりも無かったのですが、声が出なくなって、初めてどれだけ声が大切なのか、また自分がどれだけ声に頼ってコーチングしているのか、改めて考えさせられた気がします。

選手をのせたり、指示をするのはもちろんなんですけど、こうなんていうんでしょう、「雰囲気」を作る、というか。。。そういう時に自分は声と身体を使っていたのかなあ、と。

先日、bj秋田の中村和雄さんが指導するのを観る機会がありましたが、中村コーチも71歳だというのに、とにかく動ける。声が出る。声が通る。立っている姿、身のこなし、なんか目を惹くんですね。オーラ、というのはああいう物なんでしょうか?

日立の小野さんもとにかく身体が切れる方でしたし、こう身のこなしとか、声も通るんですよね。

自分はお二人に比べて、全然”オーラ”が無いので、とにかくがむしゃらに頑張るだけなんですが(笑)、講習会でよく言われる(唯一言われる)褒め言葉は、「あれだけ一生懸命やってもらったら、選手もわかるでしょ。ありがとね。」的な。。。(笑)

でも大事だと思うんですよね。何歳になってもそのテンションでやっていきたいな、と。

と思っていたら、34歳で声つぶして講習会2回もやってしまったので、本当に申し訳ない、と。。。

ただ、その中でも自分の意図を伝えると自分がやるように声を張って応えてくれた先生達が何人もいたことも事実で、すごく嬉しかったのと同時に楽しかったんですね。

自分が行くエンデバーの講習会では、先生達にお願いして一緒にうわーーーーっと盛り上げて、気になることがあったらどの先生でも何でも言える雰囲気なんですが、なんだかその時の感じを思い出させられる講習会でした。

こういう講習会ってやっぱり良いな〜、って、選手だけでなく、そこの空間にいるみんなが一生懸命大好きなバスケットに向き合ってるのって楽しいなあ、ってそんなことを感じました。

でも最近、ほんとに体力が落ちているし、体調管理もしないと人に迷惑がかかる。

少し自分の生活や仕事の仕方を見直さなきゃいけない、そんなことも感じた2週間でした。

しっかりした体調で次は臨めるよう、しっかり反省します。