映像を使ったコーチング①

みなさん、こんにちは。

いつもありがとうございます。

今回は最近、結構質問を受ける「映像を使ったコーチング」についてです。

「百聞は一見にしかず」という言葉の通り、脳科学的にも「見る」ことで処理出来る情報量って「聴く」こととか「読む」ことで処理出来る量とは全く違うそうです。

プレーで言えば、「スピード」、「パワー」、「角度」、「雰囲気」、「温度」、それこそ書ききれない細かな情報が頭に刻みこまれる。

だから実際に試合を生やTVで多く観たりすることはもちろん、自分のプレイを映像で確認することってすごく大切だと。

それだけではなく、プレイヤーって自分がプレイしている時のイメージと客観的に他の人が観た動きって違う場合がある。

自分は大学の時に若いアシスタントコーチから「お前のはムービングスクリーンだ」と言われて全然納得出来ないことがあったんです。

「絶対動いてない」

「(笑いながら)動いてるって。じゃあビデオ観る?」

「観ます!絶対動いてないし!」

こんなやり取り後に一緒にビデオを観てみると。。。

動いているなんてもんじゃなかった(爆笑!)

まあ相手は2m超えで体重差も20kgはあったからまあしょうがない(しょうがなくないけど)。

2mは動いてたかな。接触後。あれはひどかった。。。

でも、本当に一生懸命死ぬ気でスクリーンをセットしてたので、あまりに相手を止めることに夢中で、本気で「動いてない」って思ってたんですね。自分が動いている、というよりは相手が重くて押されている、と。だから少なくとも自分のファウルにはならない、くらいに思っていたんでしょうか?でも全くもって自分が動いておもいっきりイリーガルな動きをしていました。

その時に「選手って注意された時にいつもいつも悪意があって(例えばコーチが嫌いとかレスペクトしてないとかいわゆる「生意気」という理由で)コーチの言うことを聞かない訳ではない」ってすごく思ったんです。コーチ側からすると「何度言っても聞かない強情な選手だ」とか「頭の悪い選手だ」とかもしくは「自分の言うことを聞きたがらない。自分を嫌っている」とか感じる人もいると思うんです。でも必ずしもそうではなく、単に意味やニュアンスが通じていないのではないか、と。

それからすごく映像を使ったコーチングに興味を持ったんですよね。

こんなに説得力あるもの無いと。

手間はかかるけれど、いくら言ってもわからない場合は単に選手とコーチの間の認識がずれている場合がある。

別にコーチを無視している訳じゃないけれど、「そこまでひどくないでしょ」といった感じで思っている選手もいるかも知れません。

でも実際映像を観てみると「こりゃ怒られて当然だわ」と選手自身が感じるケース、往々にしてある。(もちろん意地になる選手もいますが。。。)

これをコーチ側が映像を使わずにわからせようと思ってコート上で怒り続けても疲れるし、選手も「聞いてるふり」「納得してるふり」だけうまくなってしまうケースも実際あると思うんですね。

でも全然伝わっていない。

よくいう「内発的動機づけ」にはならないと思うんですね。

ということで今回はこの辺を掘り下げていこうかな、と思います。

この記事を書いた人

東頭 俊典

東頭 俊典

バスケットボールコーチ。 北海道出身。
現在はアースフレンズ東京Zヘッドコーチ