読書術:“本のレベル分け“

読書するのが割と「ハードルが高い」という方は“読む本のレベル“を意識してみてください。ビジネス本なら、自分はレベル1、レベル2、レベル3の3段階に分けて考えています。
これは決して本の内容、ではなく、いわば「まとめ方」で段階分けしています。

例えば、レベル1なら、「見開きで話が完結するもの」。例えば「断捨離に必要な100のテクニック」みたいな本があったとしましょう(適当にありそうな本のタイトル考えましたが、本当にあったらびっくり)。そういう本は1〜100までのテクニックを見開きで一つずつ説明するようなものが多いです。
これだと隙間時間の2〜3分で簡単に読めてしまう。トイレに行った際に一つの章が終わる、という感じなので、誰にでも読むことが出来ます。
それにこうした自分がレベル1と呼んでいるものには、テクニック系やコツがふんだんに書かれたものが多いので、むしろ20個いっぺんに読むよりは、数個ずつ読んで即生活に取り入れて行ったりする方が効率的でもあります。

レベル2は「1章が10〜20ページ程度」で、タイトル、説明、まとめがあって、割と1章読破するのに10分程度で終わるものを指します。このタイプの本は具体例や体験例が書かれていたりもするのでイメージがしやすく、レベル1の本より「より具体的な情報やテクニック」を求める読者にお勧めです。

最後のレベル3は「1章が30ページ以上」の本で例えば7つの習慣やビジョナリーカンパニーなど、一つ一つの具体例などもかなり長文で書かれた本を指します。このあたりの本はしっかり読み込めば人生ずっと使える手法や考え方が盛り込まれているので、自分は数年に一冊しか読まないか、数年に一回読み返す、というような方法をとっています。

きっと「読書が得意ではない」「面倒」という人は『読書とはレベル3くらいの本を読むことだ』とイメージされてる方が多いと思います。読んでみたいけれど、いざ読み始めると止まってしまう。読みきれない。でも、レベル1、2の本なら読めるはず。

まずは本屋さんに行って、興味がある本がどのレベルか、考えてみては???

レベル1はコツが満載だし、レベル2なら、きっとピンポイントで「こういう情報が欲しい」と自分が知りたいことや課題がわかっている人は比較的欲しい情報が見つけやすいと思いますよ!