皆さん、アワーグラスってご存知ですか?そう、砂時計です。
大学の時、「学問とはアワーグラスのようなものだ」と習いました。
それは小学校などは広い分野に興味を持つことから始め、それが大学などに行くと段々と専門化して縮まっていく。。。ただ、”点”に見える専門性も、極めていくと、またどんどんと広がりを持っていく。。。学問とはそういうものなのだと。。。
確かに、料理の専門家は、お皿を学んだり、盛りつけなどで芸術的センスも要求されるし、高いレベルに行けばいくほど、他分野との繋がりは出てきますよね。それはどの分野でも同じではないでしょうか?バスケットボールでも、バスケットのことはもちろん、身体のこと、栄養のこと、選手の心理のこと、リーダーシップ、創造力、コーチならば、自分のコーチングを伝える方法だけではなく、勉強した情報の整理から、それこそ他スポーツや、他の職人さんからヒントを得ることだってあるかも知れません。果ては哲学や芸術の分野にまで及んでしまうかも知れません。
なんだかこういう感じでいろいろ世界が広がっていく、って楽しいことですよね。
ということで、本をとにかく読むようにしています。バスケット選手の本、コーチの本、他のスポーツ関係の本、ビジネスの本、偉人の本や歴史などなど。。。
最近はプレイをあまり観たことの無い、1960年代のスター、ビル・ラッセルやそのコーチのレッド・アワーバックについての本や、ビジネス本が多いです。バスケットばかりでなく、いろいろなことから学べる感性を持った人間になれればなあ、と思いながら、いろいろ読んでいます。
思い返せばバスケットボールのおかげで、英語も話せるようになったし、世界も広がった。英語とバスケットなんて何も関係ないのに、おかげでいろいろなことに触れたりすることが出来て来たし、きっとこの先もいろいろな出会いや気付きが待っている。。。そう考えると本当に不思議ですよね。
「学問はアワーグラス」、というより「人生はアワーグラス」、ですね!
バスケット以外のことでも学んだことは整理していきたいと思います。
皆さんも、心に残った本などありましたら、是非教えて下さいね!