みなさん、こんにちは。
いつもメッセージありがとうございます。
今日は感情のバランスについて、少し書こうと思います。
Coach John Woodenは、試合前のペップトーク(感情的に高ぶるようなスピーチをして、試合前のモチベーションを上げること)などについて、あまりしないタイプだったと著書で述べていました。感情には起伏があって、”山”があれば必ず”谷”が来る、と。感情とパフォーマンスは密接に関係していて、感情の”谷”が来るとパフォーマンスも落ちる恐れがある、と。その”谷”が好きではなく、自分はコンスタントな上昇線を描くような向上を求めたいから、ペップトークはしない、と。
これ、仕事でもそうですよね。大きな仕事をデッドライン間際に、徹夜で仕上げると、その後反動で、力が抜けたり、やる気取り戻すのに時間がかかったり。。。
だったら120%とか200%毎回出す!っていうのではなく、80%をコンスタントにどんな時も出せるようにする。。。職人的な感じ。
こうすると、感情的な起伏も少なくなる。
「人間的じゃない」って思う方もいるかも知れませんが、禅の教えなどでも、こうしたことを目標にしていたりする面もありますよね。
結構、自分はいつも一夜づけタイプだったり、ぐおーって根詰めてやり切るタイプなので、”谷”もしょっちゅうあるんですよね(笑)。それはそれで良いんですが、気分や自分のパフォーマンスにムラがあるのもどうかな、と。
たまたま気が抜けている時に人に会っても、その人にとってはそれが”一期一会”じゃないですが、自分と接する人生唯一のチャンスかも知れないですし。
Coach Woodenは、肉体、感情、道徳(これは宗教的な意味合いや、社会の”常識”的なことを含めた広い意味)的なバランスが何より大切だ、という風におっしゃっています。
そういったバランスをとるためにも、何事も適量が好ましいと。
食事も適量、仕事も適量、遊びも適量、家族にもしっかり時間をとる。
フィル・ジャクソンも説いている釈迦の”中道説”みたいですねえ。
私、極端にバランス悪いんですよね~。
だからこそうまくいく分野もあるのでしょうが、”犠牲”にしている分野も多々ありますね。。。
ちょっと意識してみます。
バランス、バランス。