コーチの勉強会

先週の火曜日、阿佐ヶ谷にある文大杉並高校でのコーチの勉強会に講師として参加させてもらいました。

もともとは馬込中学校の蔵本先生が発起人となり、30年間(!!!)も続いている勉強会なんだそうです。これまでもゲストとして、元日本代表選手や名だたるコーチ達が足を運んでいるそう。

この日参加して下さったのは10数名の中学校のコーチ達でしたが、本当に熱心でした!!!

週2日しか練習が出来ない、男女両方の指導をしなければならない、なぜか詩吟部の顧問をやっている。。。

日本の現場って本当にいろいろな制約があって大変な所もある。でも、それでも「選手達のために」、「自分の成長のために」って毎月勉強会に足を運んでいるそうなんです。

こういう先生達がいるから、やっぱり日本ってもっと強くなるって確信出来るし、だからこそ、もっともっともっと勉強して、そんな一生懸命な先生達に負けないよう自分も成長しなくちゃって思える。本当にありがたい機会でした。

あとは、単純にバスケットの話を、本当に熱心な人達とするのって、楽しいんだなって、あらためて感じました。教えている年代や性別、いろいろな違いがあるにせよ、やっぱりいろーんなことを「ああでもない」「こうでもない」、「私はこう思う」「おれはこう思う」「こうやったら、こうなった」「それはこうだからじゃないか」とか、大の大人がノート取りながら、熱心に嬉しそうに時間を忘れて話合うって、考えてみたらあまり無いことなのかなあ、ってふと感じちゃいました。

30年間、って33歳の自分が3歳の時から、ああやってコーチ達が集まって、ずーっとずーっと話をしてきたんだなあ、って思ったら、なんだか、本当にそれだけで頭が下がる思いでした。もっともっとがんばろーって、素直に思えた一夜でした。

こういう勉強会、続けることって、きっとすごく大変なんだろうけれど、やっぱりすごく刺激になりました。みなさん、本当にありがとうございました!