マネーボールをみて

みなさん、こんにちは。

いつもありがとうございます。

そういえば、結構前(確か年末)にマネーボール観ました。

久しぶりの映画だった気がします。

スタッツや計算式を使って、野球のメンバー構成を考え、成功していく、という実話に基づいた話です。

自分もあそこまで複雑ではなくても数字を結構使うんですね。元ノースキャロライナ大学のディーン・スミスコーチの「Possession Evaluation Chart」を参考にして作って日立時代からひたすら改良を重ねてきたものなんですが、自分は数字をまず観て頭でそのプレイヤーやチームのプレイスタイルをイメージしてから試合を観たりすることが多いので、結構映画を観ていて被る所が多くて面白かったです。もちろん、数字が全てではないのですが、数字は一方で嘘もつかないものなので、プレイヤーやチームがある数字を残す、ということはそのプレイヤーやチームがどんなスタイルなのかはある程度絞られてくるんですね。「この数字だからこのプレイヤーはこう!」って断言は出来ないのですが、「こういう数字をこの試合数で残しているということは、これとこれとこういうプレイヤーの可能性が高い」となる。それで実際に自分の目で観てみると、「ああ、こういうタイプだ」と限定しやすくなるんですね。

ま、スタッツの話は良いとして、映画はプレビューで観ていたよりも、全然クールじゃなくて、相当の反発を買って、試行錯誤を続けながら、本当に苦労する、という感じでしたが、何事も新しいことをやるってことは大変なことだし、反発も受けるものだなあ、と。

その反発の中で「やり通せる」ってすごいことだなあ、と思いました。

周りの人全てが「間違っている」という中で、自分の信念を貫き通すって本当に難しいと思う。

自分にだってきっと迷いがあるだろうし、前例が無い全く未知の領域に足を踏み出そうとしているならなおさらのこと「正しい」とか「答え」って無い訳で、パイオニアって本当にものすごい人だなあって。

成功したからこうして映画とかになって目に出来る訳ですが、当然周りに潰されちゃって日の目を観ない人たちもたくさんいる訳で。。。

いや、でも信念がある人っていうのは何があっても最後は日の目を観るもんなんですかね。。。?

なんかいろいろ考えちゃいました。

いやあ、映画って本当にいいもんですね。というフレーズを思い出しちゃいました(笑)

また何か観たいなあ。