昨日、ミッドレンジの自主練について、書いたついでに。。。
アメリカでオフシーズンが来ると毎年楽しみでした。
普段のチームメイトだけではなく、Division Iでプレイしている選手、NBAでプレイしている人やヨーロッパでプレイしている人が近くのジムでワークアウトするんです。一緒に5対5出来ることがあったり、その人達からドリルを教わったり、わくわくするシーズンでした。
そんな時、多くの人がやっているルーティンがあります。3人かそれ以上の人数がいれば、こんな感じで練習することが多いんです。
①その場で
(ドリブルでも、シュートでも、その場で出来ることをみんなでやる、もしくは交代でやる)
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②動きながらやる
(いくつかのカウンターの動きも入れる。例えば、速攻でのドリブルからシュートの練習だったら。。。
1) スピードドリブルでディフェンスが下がった時のシュート
2) スピードドリブルでディフェンスが下がらなかった時のドライブ、もしくはチェンジ・オブ・ディレクション
3) ヘジテーションからの動き。。。
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③ダミーを付けてやる
(ランダムに動くディフェンスに対して、②でやった動きを実際に使い、”反応する”技術を磨く)
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④ライブで行う。
(今後は③でやったことと同じことを今度はディフェンスが本気でやる。数を数えて、他の選手と競争する)
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⑤3対3や5対5などを行い、試合の状況で練習したプレイをトライする。
これって、理にかなってますよね。
自分が指導する時って、手がかかりますが、こういう教え方することが多いです。
形を覚えて、間合いやタイミングを覚えて、どんどん実戦に近づいた形にしていく。。。
こうすると得意、不得意もわかるし、相手との間合いや駆け引きも覚えて行く。。。
”自主練”と書きましたが、是非練習にも取り入れていきたいものです。