映像を使ったコーチング②

みなさん、こんにちは。

いつもありがとうございます。

映像シリーズ第2弾。

映像を使ったコーチングを自分は次の3つに分けています。

1 スカウティング

2 自チームの映像編集(個人/チーム)

3 身につけて欲しいプレイのイメージ画像(個人/チーム)

1 スカウティング

これは言わずも知れた相手チームの映像ですね。

今は日本でも大学や実業団レベルは編集してビデオを見せている所が多いようです。

ちょっと前まではチームみんなで一緒にビデオを観ていたり、というようなチームが大半で編集している所は少なかったようですが。。。

編集に使われる映像分析ソフトの話はまた今度にするとして、

相手チームの特徴、どんなオフェンスをしてくるとかどんなプレイが多いとか、ディフェンスでもどこが特徴的なのか、などをまとめていく。

あとは相手チームの選手の個人の情報、右に行くことが多いとか、ディフェンスでは手が速くスティールが多いとか、そういう情報を紙と映像(もしくはどちらか一つ)で選手に提供する。

そういうスタイルのチームが一般的な気がします。

スカウティング方法そのものについては掘り下げれば切りが無いし、終わりの無い世界なのでまた少しずつ話をしていきたいと思います。

ちなみに自分はスタッツ(自分で作成したエクセルの物でボックススコアなどを入力するといろいろ自動計算してくれるもの)から相手チーム、選手のおおまかな特徴を絞り込んでから映像で確認、選手に印象が残る方法を考えて編集(ここはコーチによってはあまり奇抜なことが出来ないのでヘッドコーチの様子をみて判断します。いろいろな心理学の理論を盛り込めるのでここに関してもまたいつか)、紙のスカウティングレポートとともに選手に配布。(コーチ用はより詳しく)

結構量が多いので普通に徹夜とかしていて、まあ貫徹しても集中力が落ちるので辛くなったら10分〜20分睡眠を一晩に何セットかする、みたいな(30分以上寝ると神経が寝てしまい、起きるのに体力を使う、と何かの本で読んだため)、血糖値が落ちると眠くなるので眠くならないようにするために何を食べるとか、そんなことまで調べてやったもんです。

でもそれだけ努力して集めた情報でも選手にもHCにも全部は還元出来ないので、HCには30〜60%くらい、選手には自分の裁量で全体には5〜10%くらいですかね。あと個人にちょいちょい出して行く、とか質問されたら答えられるようにしておく、というか。。。極力わかりやすくシンプルに最も重要な部分だけ印象に残るようにしてました。自分がスカウティング担当の場合はそんなやり方でやってきました。結局選手も相手の研究をしていますし、あまり多く情報を与え過ぎると考え過ぎて足が止まってしまうこともあるので。。。この辺は文字で説明しにくい所です。。。まあいつか、元気があったら細かく書くようにトライします。

日本ではまだまだこの部分は向上の余地があると思います。でも「フィルムコーディネーター」とか専門を置くよりも自分はコーチがやった方が良いのかな、と思います。海外でもヨーロッパのトップチームでスカウティング専門の人をわざわざ置いている所は本当のトップのトップだけだと聞いたことがありますし、やっぱりアシスタントコーチが頑張らなければならないのかな、と。アメリカは比較的専門の人を置きますが、やっぱりアシスタントコーチもスカウティングには参加しますよね。むしろ「専門職」というよりは「アシスタントコーチの登竜門」といった方が専門を置くアメリカでもニュアンスが近い気がします。ここを超えて次のレベルの「アシスタントコーチ」になっていく。。。という感じで自分は捉えています。

多分、このブログを読んで下さっている方の多くは特にスカウティングに関しては大きく相手の特徴を捉えられれば良いと思うのであまりにマニアックな知識はあまり必要ないと思います。そこで次回以降、皆さんの多くもきっとコーチングに充分に活用出来る残りの2つの映像を使ったコーチング方法を説明していきたいと思います。(2 自チームの映像編集(個人/チーム) 3 身につけて欲しいプレイのイメージ画像(個人/チーム))

この記事を書いた人

東頭 俊典

東頭 俊典

バスケットボールコーチ。 北海道出身。
現在はアースフレンズ東京Zヘッドコーチ