車いすバスケット

先日、行われたエミネランド。

(詳細はこちら→エミネランド

その時に車いすバスケットをプレイする機会がありました。

車いすを障害総合スポーツセンターからお借りして運搬する役も担当したのですが、その際感じたこと。。。

”障害”って言葉ってすごいなあ、と。自分がある日事故にあって、それも相手にぶつけられたりすることもある訳ですよね。それで足が動かなくなって、その日から”障害者”となる。。。

バリアフリーじゃないと、なかなか動けないし、ちょっと大きな段差があれば苦しくなるし、周りの人が助けてくれたとしても、”助け方”もあると思うんです。ただ、持ってくれたり押してくれたりすれば良いってものでもなく、押し方や持ち方で不安を感じることもあるでしょうし。。。

実は車いすバスケットは大学の時に毎年チャリティゲームとしておこなっていました。すごく楽しいし、すごく考えさせられました。力一杯プレイするこの方達は、本当に楽しそうで、いつも110対10くらいで負けていたのですが(アメリカ人ってのは、本当におバカさんで、届かないくせにわざわざ3P打ったりするんですよね~。この時だけは大活躍で得点王とアシスト王でした(4点1,2アシスト(笑)。身長とかジャンプ力関係ないスキルやビジョンだけなら日本人も負けないのかなあ、と思ったりした記憶があります。)、本当に気持ちの良い顔で「今日はすごく楽しかった。一緒にプレイしてありがとう」って力強い握手で目を観て言ってくれるんですね。

試合中倒れても、絶対に自分で起き上がるし、人の助けは絶対に借りようとしませんでした。(もちろん不可能なことはしますが、自分で出来ることは全てやる)

大学生の時にそういった物に触れることが出来て、バスケットボールを練習するのに、「今日はのらないな」とか「モチベーションが上がらない」なんていうのは、甘過ぎるって思ったのを今でも覚えています。今日五体満足でコートを縦横無尽に走りまわれることに感謝したし、そういった車いすでも一生懸命プレイして、楽しんで、紳士でいることに感動しました。

大学では他にレイプや虐待を受けて、感情的に障害を患ってしまった子どもたちへのクリニックをしたり、たくさんの活動をしましたが、そういった活動ってすごく大切だと思います。いろいろ学ぶことが多かった。。。

11月に行った釧路での講演ではこういったことを中心に「生涯スポーツ」とか「アメリカのスポーツは文化である」といった話をさせてもらいましたが、やはりこういった繋がりって大切だと思うんです。

バスケットの勝敗云々では無く、これは一生残る物ですから。。。

改めて、自分の大学に感謝と、またこういった活動をもっともっとしていきたいな、と思った東頭でした。

ちなみに車いすバスケットってめちゃくちゃ楽しいです!