講義内容の変化

みなさん、こんにちは。

いつもありがとうございます。

最近、ありがたいことに座学での講習も多いのですが、数年前にスポーツ指導者支援協会さんで講習をさせてもらって、DVDを出してから、講習の内容も随分変化してきました。

DVDではたくさんの理論をとにかくたくさん説明するような形でしたが、もう少し具体的にどの理論がどのように活かされているのか、むしろ一つの指導や説明にどれだけ多くの心理学やコーチ学の理論を絡ませることが出来るのか、その紐解きをするような形にしています。

この説明が難しい。。。

Duke大学のコーチKが、

You Hear, You Forget (聞いても忘れる)、

You See, You Remember(見たら覚える)、

You Do, You Understand(やって理解する)。

のが、「学習の原則」だ、とおっしゃっています。

バスケットの全ての説明に活かせる内容だ、という意味合いだと自分は捉えています。

だとしたら、講習会も一緒だと思うんですね。

説明しても「忘れる」。

だから、目の前で見せて「覚えて」もらう。

そして、実際に自分の課題や自分の言葉に落とし込んでもらって、「理解」してもらう。。。

いつもいつも欲張ってしまうし、最近は特にコーチングって一つのコーチ学のセオリーではなくて、様々な要素が複雑に絡まっていると思うんですよね。。。

だから、講習会って、一つの例えば「パワーポジション」の説明一つ取っても、いくらでも理論やコーチ哲学などの説明が出来ると思うんですよね。。。

「パワーポジション」そのものの説明ではなく、如何にして、その温度、感覚、力の入れ具合、抜き具合を選手にイメージさせ、身体に染み込ませるのか。。。

いやあ、コーチングって奥深いですよね。

なんだかそういう奥深さとか楽しさが少しでも伝えられるような、そんな講習会開けるようになりたいですし、自分のコーチングを見てそんなことを感じてもらえるようなコーチになりたいです。

もっともっときっと悩んで、勉強して、実戦して、失敗して、また悩んで、勉強してを繰り返して行かなくてはならないのかなあ、と。

最近はそんなことを感じています。

まだまだ進まなきゃ。

頑張ります。