Rick Majerusのコーチング ~8つの目②~

さて、マジェラス・コーチの指導について。

練習中のアシスタント・コーチの仕事については前回お話した通りです。

試合中がまたすごい。

相手のガードがプレイをコールします。その瞬間、3人いるアシスタント・コーチが総出で叫び始めます。どのプレイが来るから、守り方はこうだ!と、自分の担当の選手にいち早く知らせる訳です。まるでアシスタント・コーチもプレイしているかのように、全身を使って、声を張り上げながら、選手にプレイを知らせる訳です。

日立でアシスタントをしている時、ある人から、「東頭さんはすごいですね。代々木第二がいっぱいになっていて、最上段に座っているのに、声がはっきりと聞こえてくる。」と言われたことがあります。それは嬉しいようで、当たり前のことなんです。アメリカでは1万人が収容されるアリーナでも彼らの声が通っていたのを観て来たので、絶対に負けてはいけない、と。自分の”アシスタント・コーチ像”はいつだってユタ大学のコーチ達でした。

選手のワークアウトにぎりぎりまで付き合う。

夜遅くまでビデオを観て、相手チームのオフェンスの最初の立ち位置を観ただけで、プレイがわかるようにまで研究し尽くす。

選手に試合中、対応をいち早く知らせる。

「アメリカで一番こき使われるアシスタント・コーチ」と言われることもあるそうですが、それでも彼らは本当によく働き、まるで選手と一緒に”プレイ”しているかのような、コーチングをしていたんです。。。

またいつか彼らと会っても恥ずかしくないように、彼らと同じくらいもっともっと頑張ろう!

そんな気持ちだけで頑張っていましたが、どこまで近づけたのでしょうか。。。

また会いたいですね。

この記事を書いた人

東頭 俊典

東頭 俊典

バスケットボールコーチ。 北海道出身。
現在はアースフレンズ東京Zヘッドコーチ