フィジカル

みなさん、こんにちは。

オシムフリークの東頭です。

Number特別号で、日本を去られてからのオシム監督のインタビューの特集号があって、それを読んでいたら、やたら触発されました(笑)。

でも、バスケットに通じること、すごく多いんですね。

今日は「フィジカル」について。

オシム監督の言う「フィジカル」は、文脈から推測すると、どうやら「当たりなど、身体接触、走る量やスピード、またその二つを試合を通して継続して行える持久力、それら全ての総称」のような気がします。

これが日本人は足りない、と。

これを作るのに40日くらいあれば十分に準備出来る、と。

そういえば、今回世界選手権に出場した多くのチームが大会5週間前とかに集まって、1次合宿を開いていたとか、そんな噂を耳にした気がします。

もちろん、普段から鍛えていて、ということなんですが、日本はやっぱりフィジカルで劣る、でもそれは遺伝子とかそういうことではない、と。

フィジカルに劣ると、機動力があっても、1試合を通して活かしきれないし、いろいろな部分でマイナス要素になってしまう。

これ、身体接触がより多く、コートが狭く、その分スピードが速いバスケットだともっと言えることですよね。持久力にしても、最大酸素摂取量とかはサッカーなどの平均値とバスケット選手の平均値を比べると、中学生くらいからかなりサッカーの方が高い、というデータがある、という噂を聞いたことがありますし、ウェイトにしても、「日本人は肉が付きづらい」ということを言う人がいますが、明らかにラグビー選手は大学からとか、高校から始めた人でもバスケット選手よりもムキムキな訳で、「日本人だから~」という理由は通らない。

競技によって身につけなくてはならないスキルや身体条件はもちろん違いますから、ラグビーと同じくらい筋肉をつけようとか、サッカーと同じ最大酸素摂取量が無いとだめだ、と言っている訳ではありませんが、同じ日本人が出来る、ということは今の身体よりも強い身体は作れるのではないか、ということを感じます。

アメリカ人って、結構ウエイトやりながら「ウォー!!!」とか、普通に叫んでいたり、手伝っている人も「Common, man, push, push, push!!!」とか、やたら熱かったのを覚えていますが、日本人って学生指導していても、結構静かな気がします。「はい、10回やったから、次おまえね。」「次、何やる~」的な。国民性もあるのでしょうが、まあ、どっちが追いこんでいるかと言うとアメリカ人の方が追いこんでいるのかなあ、って。(でもあの人達、無理する人も多い(笑))

でも、ラグビーとかって、そんなテンションな気がしますね。「うぉ~~~!!!」みたいな。

ラグビーのアンダーカテゴリーのチームは、ある合宿で2~3人1組で10kgくらいの大根か何か持って、どこかの火山を登山マラソンしなきゃいけなかった、とかそんな話を聞きましたが、あれはきつそうでした。。。

と、言うことで、フィジカルって大切だな、って。

もうちょっと大きくなる必要があるな、と。そして、きっとまだまだなれるんだ、と。

イチロー選手とかが、「ただ大きい筋肉をつけても意味が無い」とおっしゃっているのは知っていますが、それは野球というノン・コンタクトのスポーツの話であって、ガシガシぶつかりあうラグビーだったり、バスケットって、同じスピードで、同じ体格ならやっぱり60kgよりは80kgの方が有利な訳で、アメリカでもJameer Nelsonとか、小さい選手なんて、フットボールのフルバックなみに筋肉の固まりな訳で。。。

筋肉量とかって大切なのかな、って思います。

世界選手権を観ていても、210cmのポストアップを、スイッチしたPGが、アームバー使って、普通に抑えてペイント内に入られないのとか観ていると、素直に「すげ~」と思ってしまいました。。。

自分も華奢なんで、ちょっとトレーニングしよう、と思う今日この頃でした。

みんなで強くなりましょ~!

と、なんとも素人的な軽めな発言ですが、フィジカルの重要性をまた改めて感じたのでした。

昔、自分の大学のヘッドコーチが、「バスケットボールで大切なのはコンディショニング、ファンダメンタル、チームワークだ。でもその中で一番大切なのはコンディショニングだ。フィジカルが崩れるとファンダメンタルを遂行できないし、ファンダメンタルが遂行できなきゃチームプレイも出来ない。何よりも一番大切なのは力強いフィジカルを保ち、コンディショニングを維持することなんだ」と言っていたのをふと思いだしました。

この記事を書いた人

東頭 俊典

東頭 俊典

バスケットボールコーチ。 北海道出身。
現在はアースフレンズ東京Zヘッドコーチ