みなさん、こんにちは。
いつも応援ありがとうございます。
さて、このHPで繰り返し話していることの中に「ペイントエリアのシュート」があります。
「日本人だから、ペイントエリアではシュートが打てない」という発想と自分はちょっと違っていて、「ペイントエリアのシュートこそ、日本人が身につけなくてはならないスキル」だと個人的には感じています。
この想いは、日本代表でも、U-18でも、さらに大学やJBLの試合など観に行っても強まるばかりなんです。
175cmや180cmのガードがペイントエリア内で、飄々とレイアップを決める。フローターを決める。簡単そうに見えるのですが、コンタクトがあったり、空中でダブルクラッチのような派手なフェイクではなく、ちょっとしたボールフェイクでブロックのタイミングや、ディフェンダーの手の位置をずらしたり、ブロックする人が反応できないくらい遠くから、確率の低いループの高すぎるフローターを投げるのではなく、ゴール近くで、相手が跳ぼうとする寸前に、ちょっと浮かして決めるようなフローター。。。
田臥選手など、あとでスローモーションで観るまで気付かなかった「ノールック・レイアップ」などをしていました。完全にステップを踏みきってリングをみずに踏み切っているため、真横にいた210cmのフィリピンのセンターはパスしか予想していない。その状態で飄々とレイアップを決める。。。
派手なプレイじゃなくても、ペイントエリア内で”ずれ”を作ったり、シュートを決めることって出来るんです。170cmでも、210cmや200cmの相手から点が取れるんです。逆に取れなきゃ、ジャンプシュートばっかりに頼らなくてはならなくなる。それでは、やっぱりこのゲームの特性上、不利になると思うんです。別にシャック相手に、ポストアップして相手を押し込んで上からたたき込め、という話をしているのではなく、日本人の敏捷性などを活かしたプレイで、ペイントエリアまでせっかく切り込んだなら、シュートを打つ技術も磨かないと、もったいない、とそう思うんです。
以前書いた投稿にある”21”。
アメリカのストリートでプレイされる何気ない遊びですが、これがペイントエリア内のシュートだったり、密集地帯でのプレイに、すごく効果的です。人数や条件設定などは変えても良いと思います。代表でもウィスマンコーチが行っていた1ON1は、なんだか”21”を思い起こすような条件設定でした。。。
良かったらぜひ試してみて下さい!!!
「”21”]