RELENTLESS

みなさん、こんにちは。

いつもありがとうございます。

昨日、一冊の本が届きました。

マイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、ドウェイン・ウェイドなどのトレーナー(ストレングスコーチ)を務めるティム・グローバーの本です(英語です)。

RELENTLESS—
絶え間なく、とか休みなしに、絶えず、というような意味で、「休みなくひっきりなしに挑み続ける」みたいなニュアンスの言葉です。
ひょんなことから序文を目にする機会があって即買いました。

成功するためには、いつも挑み続ける。「これくらいでいいや」とか、そんなことを言う暇もなく、ひっきりなしに進み続ける。。。
前例がないことでも挑み続ける。。。

みたいな。

トレーナー(ストレングスコーチ)なのですが、よりメンタル的な捉え方をしています。事実、表紙に「ティム・グローバーはメンタルタフネスのマスターだ」とコービーのコメントが掲載されています。アスリートにもコーチにも、ビジネスマンにも読んでもらいたい感じがしました。(昨日届いたので全部読んでいないのですが、最初の十数ページで既にはまっちゃったので紹介しています。。。)

この人、指先のストレッチまでするらしいんですね。それはバスケットボール選手ってボールコントロールするのが職業だし、シューターやボールハンドラーにとって指の感覚が命なので当たり前って言えば当たり前なのですが、そんなこと考えたことなかったんです。指の第一関節の筋肉なんて気にしたこと無かったですし、ああここまでやるんだって。

あとはあのジョーダンも1989年くらいまではウエイトトレーニングをしていなかった。当時のNBAでも「筋トレをするとシュート力が落ちる」とか信じられていて、トレーニングを敬遠する選手がいた。20数年前の話です。日本では未だにそう信じている選手もコーチもいます。
自分はトレーニングはシュートに影響があることは間違いありませんが、それは発達とともに練習で取り戻せる感覚ですし、それよりも筋力アップによる恩恵の方が大きいと考えています。

ただ、「アメリカ人はこう」とか「日本人はこう」とか決めつける前に、「アメリカも最初はこうだった」とかそういうことって意外に知られていない。
そんな観点からも、この本から学べることってあるのかな、と。

あとは得意の「動物性」ですが、ティム・グローバーもまた、アスリートをそのように捉えているようです。
自分はよく書いて来ましたが、アスリートって、アドレナリンが出まくっている中でプレイしていて、そこに感情や身体のコントロールを求められる訳で、教室や一般社会で可能なコントロールは不可能だと思うんです。一瞬熱くなってしまったり、すごい形相することって絶対ある。というより無い方が「集中してるのか?」「恐怖心を覚えてるんじゃないか?」って心配になってしまう。。。別に人や審判に当たり散らすことを肯定しているのではありませんが、そうした状況の中、如何に平静に自分の力を出せるか。
熱くなりすぎず、冷めすぎず、自分のベストを出せるか、そんな所が難しいけれど、だからこそ面白いのかな、と。
コーチでもトレーナーでもこういう感覚でアスリートを観るよりも、選手を機械というか、完璧な完全無欠で感情の揺るぎがないように育てようとする人が多い気がしますが、それでは逆におどおどした選手しか育たないような気もするんですよね。
ま、あいまいなニュアンスになりますが、なんとなくティム・グローバーの言っていることがすっと自分に入ってきたので、「この人の感覚いいなあ」と思ったのでした。

英語は読める人は是非読んでみて下さい。

この記事を書いた人

東頭 俊典

東頭 俊典

バスケットボールコーチ。 北海道出身。
現在はアースフレンズ東京Zヘッドコーチ