ストリート・バスケット ~裏話~

いろいろとストリート・バスケットの利点を勝手に書かせてもらいましたが、ではそういう文化の無い日本では、アメリカ人がストリート・バスケットで学んでいること、「自分の役割」や「勝ち方」などをどのように教えているのでしょうか?

JBLの選手には強豪高校出身の選手がたくさんいます。そういった選手から話を聞いたり、自分が高校で指導を手伝っていた頃の経験から自分が感じたことは、「強いチームはとにかく試合数が多い」ということです。これは全国大会まで勝ちぬいているから、ということだけではなく、普段から練習試合などで、相当数の試合をこなしています。ある強豪高校のチームは1年に100試合以上こなしていた、ということも聞いたことがあります。

練習試合を観ていると、なかには、本当はしっかりとした強いチームのはずなのに、あまりしっかりとやらず、指導者もあまり何も言っていなく、淡々と、時には少し手を抜いてやっているのではないか、というチームも見かけたことがあります。全国大会や県大会では決してそんなことをするチームでは無いですし、指導者の方も素晴らしい方なので、「目的は何だろう?」とず~っと考えていたのですが、もしかしたら、そういう試合の中で「選手に自分で考える力」とか、アメリカ人などがストリート・バスケットで養っている「ゲーム感」を養う機会を与えていたのではないのかな、と思うんですね。

「常に100%で管理された中でプレイ!」ということではなく、少し自由に、もちろん勝負ごとですから「絶対に負けては駄目」とか、ルールはあるのかも知れませんが、ちょっといつもとは違う匙加減でチームの自主性を促す、そんなことも考えられているのかな、と。。。

賛否両論あるかも知れませんし、これはあくまで個人の予測ですが、ゲーム慣れから来る「賢さ」とかを教える手段として、練習試合を利用しているのかな、と。なるほど、と。思ったことが以前ありました。

このブログでは、「全て欧米流にすれば良い」ということではなく、こういう風に「日本ではこうしている人もいる」とか、「こういう手段もありですかね?」といったことも書いていこうと思います。皆さんからもアドバイスもらえたら嬉しいです。

今日のはあくまで私見ですけれど、たぶん本当に悩んで考えていらっしゃる指導者は、いろいろなことを試されているのだと思います。熱い指導者が多い日本は絶対に強くなる!そう思います。

この記事を書いた人

東頭 俊典

東頭 俊典

バスケットボールコーチ。 北海道出身。
現在はアースフレンズ東京Zヘッドコーチ