先日、私の会社の辻秀一先生と話していたら、
先生が突然こんなことをおっしゃいました。
「オリンピックのメダルが、金・銀・胴の3種類って誰が決めたんだろうな?3種類じゃなくて、4種類あったら、上村愛子も、泣くこと無かった訳じゃない?3位と4位の差って、メダルによって大きく変わってくるけど、それはメダルが3種類しかないからでしょ?最初に決めた人のせいで、悩んだり、喜んだり、ってなんかおかしくないか?」
確かに。
成功って、何なんだろう、って考えたら、こういうこと多いかも知れないですね。誰かが決めたことが評価の基準になっていて、それに一喜一憂している自分。
先日、アメリカのコーチが頑張っているから、自分も同じくらい頑張っていられる自分でいたい、というような投稿をさせてもらいましたが、自分で自分をしっかりと評価することって大切ですよね。お客さんが「良い」と言ってくれても、それが本当かはわからないし、反省しなければいけないことは絶対ある。逆に「悪い」と言われても、良い部分は失ってはいけないですし。
ジョン・ウドゥン・コーチの成功の定義は、
Success is peace of mind that is a direct result of self-satisfaction in knowing you did your best to become the best you are capable of becoming.
「成功は、自分がなりうる最高の自分になるために最善を尽くしたと心から思える自己満足感から来る心の平穏さである。」
優勝しても、自分のなりうる最高の自分になれていなければ、「成功」では無いし、優勝しなくても、「成功」の場合もある。。。と。自分が最善を尽くしたかどうかは、自分にしかわからない。だから、自分が成功しているかどうかは、自分にしかわからないもので、他人には決められないのだと。
いまの自分は成功なのでしょうか?
ちょっと考えてみます。