アシスタントコーチの仕事①

みなさん、こんにちは。
いつもメッセージありがとうございます。
最近なかなか返信が出来なくてすみません。
出来る範囲で返信していこうと思っているので、こりずにコメント下さいね。

さて、よく聞かれる質問の一つに「アシスタントコーチをしている時に心がけていることは?」とか、「アシスタントコーチに何を求めますか?」といったものがあります。

アシスタントコーチは「アシスタント」ですから、アシストする人、つまりヘッドコーチがいる訳で、ヘッドコーチが100人いれば、100個違った仕事がある、そんな風にも考えられると思います。
アメリカでは、アシスタントコーチも入れ替わりが激しいため、ヘッドコーチ達ははっきりとした「アシスタントコーチに求めること」というリストやアイデアをしっかり持っている場合が多いようです。
仕事はこれとこれ、選手との距離はこうとって欲しい、ここまではOK、これはNO、みたいな、さすが契約社会、何でもきちんと明確な説明が出来る(笑)。ヘッドコーチとして、こういうことを整理しておく作業っていうのはとても良いことだと思います。

ただ一方で日本のコーチの方は、「アシスタントコーチの特性も違うし、選手もチームも生き物。だから、”こうしなさい”とは一概に決められない。」という考え方の方が多い印象があります(というより、アシスタントコーチがいるのも一般的では無いですし、逆にアシスタントコーチに求めるものをリストにしている人にお会いしたことは無いです)。

自分もそうだった気がしますし、「アシスタントコーチをしています」という方の話を聞くと、最初は”自分の仕事の範囲”とか、”権限の範囲”で悩まれている方、多い気がします。

ヘッドコーチが「カラスが白と言ったら白」、「絶対服従」、「忠誠心が大切」、とかよく使われる表現がある一方で、「選手との架け橋」、「潤滑油」などの役割も果たさなければなりません。選手からの質問や疑問をHCにあげることが、”忠誠心”を疑われる可能性がある一方で、それをしなければ”潤滑油”になれない。

考えたら大変な仕事ですね(笑)。

次回、少し自分なりの考えをまとめてみます。

みなさんはどんなことを大事にされていますか?