みなさん、いつもありがとうございます。
またまたスローンコーチについてです。
飽きないで下さい。
「Nothing good happens after 2 hours」((練習が)2時間を超えたら、良いことは何も起こらない)
日立にいたタイラー・スミスが、スローンコーチがこう言っていたのを聴いたことがあるそうです。
集中力の限界もあるため、2時間で練習は切り上げるそうです。
この辺のメリハリはすごくはっきりした人だったそう。
今回の一連の報道で、メディアなどではデロン・ウィリアムスと上手くいかずに辞任した、というような話もされているそう。
試合中にスローンコーチがコールしたプレイをデロン・ウィリアムスが他のコールに変えてしまったり、練習スケジュールやホームワーク(対戦相手のビデオを観る)のことなどで、意見の不一致があったり。。。
アメリカのメディアは書き立てるだけのとこもあるので、真相はわかりませんが、ウィリアムスが「選手が観るビデオを分析してクリップにして欲しい」とか、そういう依頼もあったようです。。。
Old Schoolなコーチからすると、分析したテープだけ見ずに、一試合通して観て、その選手のジェスチャーや態度などから、性格まで判断する方が、シュートシーンだけ集めたクリップを観るより、大切。。。とか言うのもわからないでも無いし、おそらく大学時代か高校くらいから、スカウティングといえば、クリップだけを観て来た選手側からすると、「コーチが仕事していない」と思うのもわからないでも無いですし。。。
まあ、これが本当に起こったのか、何で揉めていたのかって当事者じゃなければ、絶対わからないことなんですが(言葉使いだったり、ニュアンスって活字じゃ伝わらないですし、人間って小さなことを根に持ったりしたりもするので。。。)、でも、「ジェネレーション・ギャップ」ってあるんでしょうね。。。
結構、新しい物勉強している派に観られるんですが、自分もかなりOld Schoolなんですよね。。。モットーは「理論にのっとった気合と根性」だし(笑)。
John Woodenコーチのおっしゃっていたことにこんな言葉があります。
There is no progress without change.
(変化無しには進化は無い)
”但し、全ての変化は進化では無いことも覚えていなければならない。
一般的に若い人は変化を求め、年老いた人は変化を恐れる。
若い人は全ての変化は進化では無いことを、年老いた人は変化無しには進化が無いことを常に頭においておかなければならない。。。”
こんなことおっしゃっていました。
Old Schoolなコーチからでもしっかりと学んで、それを”進化”に繋げられるようなコーチになってみたいもんです。。。