マーチマッドネスが終わって②

みなさん、こんにちは。

いつもありがとうございます。

久しぶりのNCAAをたくさん観ての感想②

②Hard Work Always Pays Off

コーチとして刺激を受けたのは知人ですが、自分が大学の時お世話になったコーチアドラーがディビジョンIでコーチをしていたこと。

コーチアドラーはディビジョンIIIで当時Graduate Assistant(大学院に通いながらアシスタントコーチをする)をしていました。

彼はバスケットがもの凄く下手で、ステーショナルドリルの時のシュートやパスもまあ、ひどかった(笑)。

でも、オフシーズンはキャンプやクリニックに積極的に足を運び、時間があったらワークアウトをしてくれたのは覚えています。

チーム以外に個人で練習や試合のビデオを作ってフィードバックしてくれたのもコーチアドラーだけでした。

ラサール大でアシスタントコーチの中でもヘッドコーチの隣で一番TVにも出ていたので、結構上の役職なのでしょうが、本当にすごいなあ、と。

選手としてのキャリアやコーチとしてだってディビジョンIIIから初めてもああしてディビジョンIの全国ネットで堂々と出られてしまうんだなあ、と。

すごく頑張ったんでしょうね。

アシスタントコーチの仕事量ってなかなか選手からはみえづらいものなんです。

今、自分がやってみて思うのは、あの頃他のアシスタントコーチよりもそうしたワークアウトやビデオとか細かい仕事をやってくれていたのはコーチアドラーだったな、と。

いつもオフィスで何かして、まあ皮肉タラタラの嫌味な人だと思っていたけれど、今振り返るとストレス溜まってたんでしょうね(笑)。

Hard Work Always Pays Off。

「努力は必ず報われる」

アメリカで意外によく聞いた言葉でしたし、アメリカって意外に頑張って成長すれば成長するほど、本当に認めてくれる国でした。

コーチとして、やっぱり努力を続けることって大切なんだなあ、って。

選手や上司の目に見えないことでも、一つ一つ積み上げていく。そういう努力って必ず実を結ぶのかなあ、と。

改めて教えてもらって気がしました。