NBA⑤ 〜練習見学の注意〜

みなさん、こんにちは。

今日は練習見学そのもにについて。

こちらに来た時にラングコーチに言われたことです。

「お前はあんまり出しゃばらないから良い。たくさんコーチが出入りするけど、中にはいきなりみんなと話し出したり、ここにある食べ物を勝手に食べ出したりする輩もいる。そういう連中は”次回は絶対に連れてくるな”、と帰った瞬間に言われる。今回一番良かったのは最初にみんなを回って紹介した時に”このプレーオフがかかっている大切な時期にお邪魔しているのは重々承知しているので邪魔だけはしないように心がけます。本当に受け入れてくださってありがとうございます”とお前がみんなに言って回っていたことだ。」

日本人ならこの辺は大丈夫な気はします。が、やはり相手の立場とか状況を考えておく、というのは大事ではないか、と。

これは日本でも同じな気がします。練習を見せてもらう時はスーツで行くなり、ジャージで行くにもしてもある程度しっかりした格好をする、椅子があっても立って見学する、とか不要に動き回らない、とか行く場所によってももちろん変わってくるのですがいろいろなことは注意しなければならないかな、と。人に仕事を頼む時も同じですよね。相手の試合日程などは調べれば今の時代すぐにわかることなので相手の状態などしっかり確認した上でお願いするなり、連絡するなり。。。当たり前のことなのですが。。。

あと3日目くらいになると向こうから色々話しかけてもらえるようになってきました。自分はただ名前を覚えて挨拶だけはしてました。ちょっとしたやり取りですが、きちんと何を聞こうか、疑問点など日々整理しておけば質問は出てくるので話しかけてもらえた時にちょっと訪ねたりしたり、今回みたいに長期でいられるとそこそこ前もってお願いすればアポも取れたりもするので、良かったです。

慣れてきた時がまた注意ですが。。。みんな知り合いではないですし、厳しい目で見ている人もいるはずですから。。。

 

いつもLEARN FROM THE BESTと言っている通り、いきなり連絡して飛び込んでみる勇気はすごく大切ですし、実際それで学ぶ機会を得たり、レベルアップをしている人をたくさん知っています。でもその壁を超えた後、実際に見せてもらうチャンスをもらった時にはきちんと誠意を尽くすのは大切ではないか、と。もちろんその後の感謝も。これには「何をしたら正しい」という答えもないので、経験者に話を聞いたり、いろいろしながらやっていくしかないのかと思います。国内外、いろいろなところに勉強に行っていろいろ失敗もしましたが、やっぱりこうやって学んでいくしかないのかと思います。

あと海外に行く方はこちらは情報統制が厳しいので(チームのセットプレイなどが外に漏れて出処がわかったら解雇されることもあるそう)、そうそうアクセスを認められない、ということ。また状況によって練習時間などはよく変わるので、突然キャンセルされたり、入れてくれると言っていたものが駄目になったとしてもあまりがっかりしないことを肝に銘じておいたほうが良いと思います。どんな時も相手側は好意で見せてくれているのであって「義務」ではないこと、こちらも好意でしてもらっているのであくまで約束していても「権利」があると思わないことなどは常に頭に入れておいたほうが良いと思います。

それでも人間ですから誠意や熱心さ、勤勉さは必ず通じるものなので。。。

練習は本当にドリルや練習方法ももちろんですが、メニューの組み立てからコミュニケーションの取り方、スタッフの役割分担、強度や選手との距離感などいろいろなことが見える宝の宝庫なので是非皆さんも強いチームや気になるチームがあったら練習を見学してみてください。

この記事を書いた人

東頭 俊典

東頭 俊典

バスケットボールコーチ。 北海道出身。
現在はアースフレンズ東京Zヘッドコーチ