ストリート・バスケット ~その3:判断力の育成の場~

ストリート・バスケットから感じること、第3篇です。今回は「判断力」について。

前回までお話した通り、「ストリートバスケ ~その1~ & ~その2~」、「経験者」と「素人」が混在するピックアップゲーム。その中で「素人」の人がチームの勝利に貢献する役割を自然に考える土壌がある、というお話をしました。では、「経験者」はどこがプラスになるのか?

これは、「自分で行く時と行かない時の判断力」もつくのかな、と思います。普通、同じようなレベルの中でやっていれば、無理をしないで、「空いている人にパスをしよう!」となりますよね。ところが、ピックアップゲームだと、「多少無理をしても自分で行った方が確率が高い」というような場面に出くわします。味方内でも圧倒的に力の差がある場合がありますから。

これも行きすぎると、「セルフィッシュ」なプレイヤーになってしまうので、全て手放しで良いとは言い切れませんが、良い影響もある、と考えられますよね。普段部活やチームではやらないプレイもチャレンジする機会がある、というか。。。

いや~、ストリート・バスケットって奥深いですね。

でもこれってみんなでプレイするルールを全国に広めるだけで、出来ることじゃないですかね?アメリカほど無くても、最近は日本にもリングありますから。

「ピックアップゲーム」を日本で!仲間で無くても、ボールが無くても、審判がいなくても、人がいれば自然にゲームが出来る日本に皆でしていけないでしょうか?