東頭 俊典 第３弾です。今回はシュートについて。
これもやはり「運動能力」と「体格」の差から来る「ファンダメンタルの質」についてになります。
まずは日本の場合、おそらく男子と女子でここは随分話が変わってくると思います。女子の選手はシュートが本当によく入る選手がいるからです。３Ｐを１００本打ったら９０本以上、なかには９５本以上入る選手はざらにいるそうです。その割合は私がＷＪＢLの選手やコーチに聞いた割合だと男子よりも若干多い印象を持っています。また女子のボースハンドのクイックリリースは本当に速い人がいます。なので、今回は主に男子について書いていると思って読んで下さい。
以前お話したように、相手が体格が大きく、運動能力が高い、ということはそれだけ速くシュートを打てなければいけません。これも日本で平均的なジャンプ力の１９０ｃｍの人がクローズアウトしてくるのと、２００ｃｍで垂直跳びが８０ｃｍもあるような選手（そして手も長い）がクローズアウトしてくるのでは、そのスピードも迫力も全く違いますよね。
単純な話なんですが、間合いが違うんです。オープンだと思っても打ちきれないケースが出てきます。キャッチからシュートまでのスピードが速くなければいけない。この部分も海外でプレイしていると自然に育つ部分だと思います。
シュートに関してはエリアの問題とシュートのバリエーションの問題、シュート・セレクションの問題がありますが、それぞれに関してじっくりどこかで書くつもりなので、今日は単純にここまでとしますね。