ピックアップ: 中村俊輔選手②

前回の続きです。

前回は中村俊輔選手の察知力について書かせてもらいました。

今回は「夢をかなえるサッカーノート」について。

日記の重要性は昔から色々な人が教えてくれて、大学時代から何度もつけよう、つけようと試みてきました。私は「All or Nothing」、日本語で言えば「ゼロか100か」という性格なので、何度始めてみても、どうもしっくり来なかったんです。

それでナンバーなどでも特集されていた中村俊輔選手のノートが観れる、ということですぐにこの本を購入しました。

目から鱗でした。本当にシンプル。「これで良いんだ!」と一気に力が抜けました。

代表戦のことなど、自分からしたら、マッチアップが誰で、準備は何をどうして、前半何分に何が起きて、ハーフタイムは何を考えて、後半はどうなったか、など刻銘に記録しなければ!と頭が固くなってしまいそうですが、中村選手のノートは本当に、無理をせず、思ったこと、印象に残ったことを素直に書いているだけなんです。

「周りを観る」とか基本的なことはそれこそ高校生の時からプロになった今でも何度も書いているようですし、「気持ちで負けない」というような簡単な表現も繰り返し出てきます。

あとは、目標設定もそんなに堅苦しくなく、ちゃんと書いて、ちゃんと見直す。それだけのようです。それでどれくらい自分が進歩しているか時々確認をする。

イメージ画も勉強になりました。別に絵がどうのこうの、ということではなく、絵にできるということは、成功イメージなどをしっかり頭で一度は描いているということ。またノートを観返したら、同じ成功イメージを瞬時に引き出すことが出来るということ。

心理学などを勉強した人ならおわかりになると思いますが、イメージはすごくすごく重要なんです。それをこんな簡単な絵で表現できるんだと。

目標設定にしても、イメージにしても、大学や独学でかなり難しい知識を持っていたので、逆に実際の生活に活かす時も難しくし過ぎていました。簡単でも実践している方が知識だけで何もしないよりも何百倍、何千倍もの効果がありますよね。

この本を読んでから、ほぼ毎日日記をつけられるようになりました。

うまく表現できていないかも知れませんが、私にとってこのシンプルな中村選手のノートは、たくさんのことを教えてくれて、自分の今までのもどかしい気持ちを振り払う機会をくれた本でした。

この記事を書いた人

東頭 俊典

東頭 俊典

バスケットボールコーチ。 北海道出身。
現在はアースフレンズ東京Zヘッドコーチ